大相撲地方巡業の勧進元として
1500年以上の歴史を持ち、日本の伝統文化・国技といわれる相撲。
江戸時代には“庶民の娯楽”としても人気であり、全国各地で勧進相撲が行われるようになりました。
現代においても公益財団法人日本相撲協会は「地方巡業」として全国をまわり、“相撲道の普及”“地域の活性化”“青少年育成”を目的として、各地のファンとの交流を深め活動されています。
弊社では、その想いに賛同し、日本相撲協会の推し進める目的達成の一助になるべく活動。“勧進元”の一つとして、全国各地での地方巡業開催を行っております。
地方巡業開催の意義
大相撲 地方巡業の開催を通じては、開催日までの準備を可能な限りご当地で賄い、また当日に多くの方が集うことで、目的のひとつである“地域の活性化”に向けて取り組んでいます。また、巡業では、相撲を生でご覧いただくことはもちろんのこと、普段はテレビで見る力士と近い距離間でのふれあいができる場を創出することで、“相撲道の普及”の一翼を担えるよう努めています。その相撲を地域の青少年が「生で見る」ことで、夢につながり、将来力士を目指すきっかけの場となりえるよう、観戦環境を整えて開催を行っています。
こういった“開催の意義”をご理解いただき、地域の自治体様や地元企業様、何よりも各地のファンの皆様と共に開催地を盛り上げ、大相撲 地方巡業としての事業を執り行ってまいります。
地域の名を冠した“〇〇場所”
テレビやネットでの中継をされているのが、みなさんご存じの「本場所」。
その「本場所」のない偶数月のなかから“春夏秋冬”ひと月ごとに行われるのが「地方巡業」です。
地方巡業では、開催地名や会場名を織り込んだ「大相撲●●場所」として開催されます。
当然、多くは開催地周辺で生活を営む方々がご来場の中心。その地における“周年”や“開設”などを記念したメモリアルな催事として活用されるなど、地域密着感のある催事となっています。
力士と触れ合える場所!
巡業では力士同士の取組だけでなく、ファンとの交流をテーマに様々な催しがあるので、コアな相撲ファンはもちろんのこと、相撲ビギナーでも十分楽しむことができます。また親子孫3世代で楽しめるコンテンツとして、ファミリーで楽しむことができることも、人気を呼んでいます。
とにかく力士が身近に!手の届く距離間でのふれあいが、魅力の一つとなっております。
間近で見られるチャンスあり!
怪我で休場しているなどの事情がない限り、幕内以上の力士は全員参加。つまり、横綱も登場し、土俵入りや迫力の取組などを間近で見ることができます。
巡業の開場は午前9時ごろ。
幕下以下の力士が朝から土俵で稽古を行っている会場の一角では、人気力士たちの握手会が行われています。開場から1時間、通常は15分交代で人気力士たちがファンを迎えてくれます。
「初切」
ふたりの力士が相撲の禁じ手や珍しい決まり手をコミカルに実演しながら紹介する「初切(しょっきり)」。実際の取組ではけっして見ることができないパフォーマンスに客席は大爆笑。巡業の一番の楽しみがコレというファンもいるほど。
開場時間に合わせ、呼出しが会場の外で太鼓を打ち、開場を知らせます。早朝から幕下以下の力士が激しい稽古に精進します。後半からは幕内力士も登場し、見ごたえのある稽古が繰り広げられます。
開場時間に合わせ、呼出しが会場の外で太鼓を打ち、開場を知らせます。早朝から幕下以下の力士が激しい稽古に精進します。後半からは幕内力士も登場し、見ごたえのある稽古が繰り広げられます。
お好み(催し物)/ 髪結い実演
幕下以下の若い力士の取り組みが開始。地元出身の力士の登場に歓声が沸きます。取り組みの合間には初切(しょっきり)、相撲甚句(すもうじんぐ)、櫓太鼓打分(やぐらだいこうちわけ)など、本場所では見られない催し物があります。
幕下以下の若い力士の取り組みが開始。地元出身の力士の登場に歓声が沸きます。取り組みの合間には初切(しょっきり)、相撲甚句(すもうじんぐ)、櫓太鼓打分(やぐらだいこうちわけ)など、本場所では見られない催し物があります。
いよいよテレビでおなじみの力士が、色鮮やかな化粧まわしを締めて土俵を取り囲む「土俵入り」。大相撲400年の歴史が誇る様式美です。場内に沸き立つ熱気の中、幕内力士たちの熱戦が繰り広げられます。
いよいよテレビでおなじみの力士が、色鮮やかな化粧まわしを締めて土俵を取り囲む「土俵入り」。大相撲400年の歴史が誇る様式美です。場内に沸き立つ熱気の中、幕内力士たちの熱戦が繰り広げられます。
結びの一番が終わると、一日を締めくくる弓取式が行われ、興行が終了となります。巧みな弓さばきに拍手を贈り、巡業の一日を締めくくりましょう。
結びの一番が終わると、一日を締めくくる弓取式が行われ、興行が終了となります。巧みな弓さばきに拍手を贈り、巡業の一日を締めくくりましょう。